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リオオリンピック混合ダブルス決勝観戦記

Wednesday, August 17, 2016

タントゥイ・アマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア:世界ランク3位) 21-14,21-12 チャン・ペンスン/ゴー・リューイン(マレーシア:世界ランク11位)

どのスポーツでも観衆の盛り上がりこそが試合の面白さを倍増させる。その点でいうとバドミントンにおいてはインドネシアVSマレーシアという組み合わせが最高だ。バドミントンが国技ともいわれる両国の応援団は互いに譲らず終始ヒートアップ。観ていて大変面白い決勝戦となった。

この組み合わせは今年4月に行われたマレーシアオープン決勝でも実現している(その時はインドネシアペアが2-1で勝利)。それも含む過去の対戦成績はインドネシアペアの8勝1敗。

 

両チームともこの戦いには非常に重い背景を背負って挑んだ。実はマレーシアという国はこれまでのオリンピックにおいてあらゆる種目を通じてまだ金メダルがない。銀メダルは前回大会までに3個あるがこれはいずれもバドミントン。この試合における国民の期待はおそらく日本人選手がこの舞台に立った場合の比ではない。

一方のインドネシアは過去のオリンピックで獲得した6個の金メダルはすべてがバドミントン。つまりこちらの国も金メダルが期待できる唯一の種目がバドミントンとも言える。しかもマレーシアは男子シングルスと男子ダブルスが勝ち残っているのに対し、インドネシアは他の4種目はすでに全滅。またリリアナ・ナッチルは8年前の北京オリンピックのこの種目の決勝で敗退しており大きな宿題を背負いながらやっとの思いでここまで勝ち進んで来た。

勝利の女神というものが存在するならば本当にどちらにも勝たせてあげたい試合であっただろう。しかしこの試合は女神が出る幕もないまま一方的にインドネシアペアが制した。やはり実績、実力、勢いに差はあったようだ。

世界ランクから考えればマレーシアペアの銀メダルは大健闘といえよう。マレーシア国史上初の金メダルという宿題は男子ダブルスのゴー/タンとリー・チョンウェイに託された。
 

タントゥイ・アマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア) ※写真は2016年4月のもの

 

 

チャン・ペンスン/ゴー・リューイン(マレーシア) ※写真は2016年4月のもの

 

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