日本ユニシス 星千智選手インタビュー

昨日発表された2017年日本代表チームで自身初となる代表B入りを果たした日本ユニシスの星千智選手。(2017年日本代表選手一覧) 12月4日まで開催された2016年の全日本総合選手権では単複でA代表選手と互角の戦いを演じ、その潜在能力を見せつけてくれました。シングルス2回戦でNTT東日本の三谷美菜津選手をファイナル19オール、あと一歩で大金星というところまで大接近。さらに翌日行われたダブルスの準々決勝ではリオ五輪金メダリストの高橋/松友組に対し1ゲームを奪取。 ああ、この選手はこんなに強くなったんだ、というそのインパクトは今大会でも最大級でした。今大会の総括と今後の展望はいかに。本人を直撃インタビューしました。

今大会を振り返っていかがでしたでしょうか。 星「今年の夏に行われた全日本実業団選手権が終わってからダブルス、シングルそれぞれに自分が足りないものが何なのかが分かりました。それをひとつずつやってきて自分でも少しずつ成長してきている実感がありました。全日本総合ではシングルスもダブルスも失うものはないので思い切ってプレーすれば結果はついてくると信じて臨みました。しかしながら、結果的には最後の2点の詰めが甘かったです。コーチからのアドバイスも最後の1点、2点を取り切るメンタルが足りないと。そのことが世界で戦っている人たちと比べて経験が足りない部分でした。そこで勝ちにいく場面を想定して練習したいと思いました。自分にはまだまだ波があります。だから1本1本に対する執着心、簡単に1本を渡さない気持ちを普段から強く持って練習することが必要です。」

シングルス2回戦、三谷選手をあと一歩まで追い詰めました。

星「今年の全日本社会人選手権では勝つことができましたが、(全日本社会人選手権2016結果)そんなに簡単に勝てる相手ではないことも、長い勝負になることはわかっていました。一度戦ったことは忘れて挑戦者の気持ちで攻めながら思い切ってプレーしました。」

準々決勝、高橋/松友ペアとの対戦はどういった心境でしたでしょうか。

星「相手はオリンピックで金メダルを取っているペアです。(負けられないという意味では)向こうもプレッシャーはあったと思います。この人たちと試合ができることはすごいことで、自分をアピールできるチャンスの場でもあります。失うものはない。向かっていくだけ。1本1本気持ちを引かず点を絶対やらない。パートナーの篠谷さんとはゲームに入る前にそのように話し、最後までこの気持ちを持ち続けることができました。だからこそあそこまでの試合ができたと思います。今回の試合は心の底から勝ちたいと思わせてくれた試合でした。その部分ではこの試合によって成長できたのかなと感じています。」

今年3月のブラジルインターナショナルチャレンジでの優勝など、篠谷選手とのペアで好調ですね。

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星「普段からやさしく、なんでもアドバイスしてくれます。とても信頼しています。今回の全日本総合選手権でも自分のやりたいようにプレーさせてくれました。ユニシスの仲間のなかでも引っ張ってくれる頼れる先輩です。 私たちのペアはどちらが前衛、後衛との約束事はなく、臨機応変に対応しています。」

この1年を振り返っていかがでしたか

星「社会人1年目、2年目はチームに貢献できませんでしたが、今年3年目になって全日本実業団選手権に出場できる立場になりました。結果は負けてしまいましたが責任という言葉が重くのしかかり、これではだめだと思う悔しい気持ちが芽生えました。自分的にはいい経験となり良かったのですが、会社的には申し訳なかったです。これをきっかけにダメなところを気づかせてくれた仲間と所属チームにすごく感謝しています(2016年全日本実業団選手権結果)。ただ全日本総合ではチームの中で自分だけで結果を残せていません。来年は結果を出したいですね。そしてさらに上を目指し、世界で戦える選手になりたいです。」

星千智(CHISATO HOSHI) 日本ユニシス(株)2014/4入社

1995年9月26日生、身長163㎝、右利き、

石川県白山市出身 富岡第一中→金沢向陽高

主な戦績 ・国内試合

2016年 全日本社会人選手権シングルス第3位

2013年 全国高校選抜シングルス優勝

2012年 インターハイダブルス優勝

2011年 インターハイシングルス第3位

・国際試合

2016年ブラジルインターナショナル(IC)ダブルス優勝(パートナーは篠谷選手)

2016年ブラジルインターナショナル(IC)シングルス準優勝

2014年 ボリッシュオープンシングルス準優勝


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