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デンマークオープンスーパーシリーズプレミア 女子シングルス決勝戦観戦記

Sunday, October 22, 2017

ラチャノック・インタノン(タイ:世界ランク9位)14-21 21-15 21-19 山口茜(世界ランク5位)

 

 

 

山口は1年ぶり、インタノンは1年半ぶりのスーパーシリーズ優勝がかかっていた。

 

 

試合は波が交錯。片方が集中すると、もう片方が自滅の繰り返し。それが交互に訪れた。

 

スコアを振り返っても双方の連取点が目立つ。

 

それでも要所で観客の度肝を抜く技と粘りを見せつける両者。超一流の相手が引き出す最高の自分。

特別な舞台でしか出せない特別な頑張りがもたらす攻防が随所に見られた。

 

 激しいロングラリーでのワンシーン。こんな奇抜なアクションは動きが相当良くないとできない。

 

 

双方とも強いて反省点をあげるなら試合中のメンタルコントロールだったのではないだろうか。集中力が切れた時間帯における連続失点の内容は悔いが残るだろう。だが気持ちの強さでは本来文句のつけようのないこの二人でさえ、重圧で自分を見失う。それがスーパーシリーズプレミアの決勝戦なのだ。

 

 

 

迎えたファイナルゲーム。中盤まで優勢だった山口が19-16でリード。勝負あったかに見えた。

 

ところが開き直ったかここでインタノンの表情が闘志を伴った輝きを取り戻した。

 

そして3点連取後の19オールからネットイン2連発でゲームセット。

 

山口のプレーは素晴らしかった。コンディションはベストに見えた。
配球やショットの切れ、フットワークにも文句のつけようがなかった。
だが終盤のリードが逆にインタノンを蘇らせてしまうという不運の試合だった。

 

デンマークの観客はスタンディングオベーションで両者の健闘をたたえた。敗者に対して「よくやった!」と100%褒めてあげたい試合というものが稀にある。この試合はまさにそれだった。

 

 


山口茜コメント
「自分もここ最近の中でもいい動きができていた。勝てる試合だったのですごくもったいないことしたと思う。相手がサーブの時に落ち着いてラリーができず、攻め急いでしまい、そこをうまく利用された感じがした。コーチからは攻めるのは大事だが強打勝負ではインタノン選手に分があるので崩れたときにうまく沈めて決めれるようにといわれてた。来週のフランスオープンに向けて、今日の動きでここ最近ではいい感覚が掴めた。この感覚を大事にしたい。フランスは去年がベスト8だったのでそれより上を目指したい。」

 

 

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