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​・運営会社 株式会社ちかなり  ・Photographer ​Syuichi Hyodo

海外取材は今回で最後になるかも、という話

Saturday, May 26, 2018

Badlandでは年に1~3か国、海外の大会取材を行っています。2013年からこれまで計8か国。海外取材は簡単なことではありません。何といっても大変なのは「経費」。

 

1回の海外取材でおよそ50万円~100万円かかります。それは会社から持ち出しです。直接的な売り上げや利益はここからはありません。

 

それでも「人のやらないことをやろう!」「バドミントン界の人気向上に少しでも貢献したい」とのポリシーで海外取材を続けてきました。

 

私たちには2011年に立ち上げた「Badlandフェイスブックページ」という財産があります。登録ファン数は18000人以上でその数は今でもバドスピさんの4倍以上。Facebookの普及を日本のバドミントン界で誰よりも一番早く予見し、育ててきたからこその圧倒的な数なのです。

 

そして「今年のバドミントン海外取材は5月のタイに行こう!」

 

そう決めたのは1月25日のことでした。


大会はトマス杯、ユーバー杯。5月20日(日)~27日(日)の8日間。

 

もし日本が予選敗退したら23日(水)で姿を消します。準々決勝が24日、準決勝が25日、女子決勝が26日、男子決勝が27日。ホテル、航空券等を事前に最終日まで抑えることは賭けでした。


でもノー天気に、いやポジティブに「今の日本チームならは男女とも決勝いけるんじゃねぇか?チケットとっちゃおう!」

 

そして・・・

 

日本はやってくれました。男女そろっての決勝進出!。

口で言うのは簡単ですが本当にすごいこと。

 

決勝の対戦は女子が日本VSタイ、男子が日本VS中国。

 

そこにはインドネシアもマレーシアもデンマークも韓国もいないのです。10年前、20年前、30年前、だれがこんな強い日本を予想しえたでしょうか。今、日本の男子サッカーがワールドカップで優勝をすることを想像するに等しいほどの果てしない夢でした。

 

と、ここまでは本当におめでたいことなのですが、一つとても残念なことがありました。

 

それはなんとBWFからの「取材申請却下!」

 

BWFからの回答はこうでした。

 

1.SNS中心のWEBメディアには許可すべきではないと考える

2.過去に貴社(株式会社ちかなり)が取材許可を受けていたかどうかは関係ない。大会主催者の取材許可の甘さはこれまで確かにあった。だが今後それは改善していく。

3.貴社はバドミトン専業メディアではなく人材ビジネスを行っている会社でありバドミントンメディアをゆったりと運営している

 

BWFの主張は確かにごもっともで、いつかはこうなるだろうと予想はしていました。我々のようなメディアが取材許可が下りないのはサッカーなどでは当然なので。

 

で、日本協会にもHELPを求めましたが

「BWFが決めたことに我々はNoは言えない」

 

ま、そりゃそうか。

 

仕方がないので現地で大会8日分のチケットを購入。ここでさらに10万円の出費。

 

「もう海外取材は今回が最後かな。今回は割り切ってスタンドから観戦と応援を楽しもう!」

 

カメラは持参したので何枚かは写真を撮りましたがスタンドからではこのくらいが限界。

https://www.facebook.com/pg/Badland.jp/photos/?tab=album&album_id=2189124707794696

 

 

 

 

そんな中、昨日アップしたこの記事は8000人近いファンにリーチ。37件ものシェアと「いいね」を700以上いただきました。うれしいことです。このくらい影響力のあるメディアなのです。

 

今大会のトマス杯、ユーバー杯決勝の日本選手の雄姿、コートサイドから撮影したその写真を数千人のファンにお届けするチャンスが失われたのは無念の極み。何人かの代表選手からも私どもが撮影するバドミントンプレイヤーの写真はご好評をいただいていて「今回もぜひ写真撮ってくださいね」の連絡を直接もらっているのですが・・・

 

メディアは私たちだけではないとはいえ、選手からしたら一人でも多くのファンに見てもらいたいはず。Badlandはその影響力が「1万人単位」だけにもったいない話。

 

確かにSNSやブログでメディア作ってプレスルームに入れるのなら誰でも簡単にできちゃうのでそこに線引きをしなければいけないことはわかります。願わくばそこに「登録者5000人以上のメディアは許可」などのWEBメディアにポジティブなルールを敷いて欲しいもの。

 

「もっとマスコミに取り上げてほしい」というファンや選手の願いはこんなところでブレーキがかかっているのです。

 

ところで今回現地に来て一つの事実がわかりました。BWFの内情に詳しい海外メディア仲間からの情報です。詳しくはここには書けませんが、それは今回は残念だけど数カ月先には事情が変わってまた取材できるようになるだろう、というもの。

 

どうなるかはわかりませんがその成り行き次第では私たちの海外取材は今回が最後になるかもしれません。

 

昨年の10月に行われたデンマークオープンとフランスオープンの現地取材をした日本のメディアはBadlandだけです。経費も100万円以上かかりました。そんなメディアの芽を摘むような今回の事件。

 

バドミントン人気拡大への道。それは地上波テレビとメジャー新聞だけではないと思うのですが。残念ですね。

 

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